ハビットトラッキングの効果:2年間の実践
2年前にこちらの記事で紹介した書籍 「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」で紹介されているハビットトラッカーを現在進行中で実践中なのは、こちらの記事「2年以上継続できた!新しい習慣を身につけるための「Habit tracker(ハビットトラッカー)」でも書いた通りです。ハビットトラッカーの管理方法としてAsanaの繰り返し機能で毎日同じタスクを作成する方法を書きましたが、それ以外にも使っているツールがあるので、ご紹介したいと思います。
Toggl Track:時間の効果的な管理ツール
Asana以外に利用しているツール、それは「Toggl Track」というツールです。Toggl Trackは、時間追跡や時間管理を支援するためのオンラインツールで、主にプロジェクト管理、フリーランスの作業、およびチーム単位での作業時間の追跡に使用されます。使い方は簡単で、プロジェクトやタグを設定して、作業名を登録して、スタートボタンをクリックするだけです.
ブラウザ版はもちろん、スマートフォン用のアプリだけでなく、Chromeのアドオンも用意されているので、起動も面倒ではなく、ログを取り忘れることもありません。Asanaの有料版にも作業時間を計測する機能があるようですが、私はAsanaの無料版を利用しており、使ったことがなく、Toggl Trackと使い分けていますが、利用目的が異なるので特に不自由に感じたことはありません。
Toggl Trackの特徴
Toggl Trackの好きなところは、作業時間の可視化能力と、その可視化されたUIのバリエーションです。どれくらい、自分が何に時間を割いたのか、勉強はどれくらいできたのかを、カレンダー形式だけでなく、レポートメニューから円グラフや棒グラフで可視化して確認することができます。簡単にレポートで自分の作業時間が表示されていく様は、分かりやすく、さらにモチベーションアップ・維持にも繋がります。プロジェクトやユーザー、クライアントといったパラメータによるソートのしやすさもおすすめポイントです。
AsanaとToggl Trackの使い分け
AsanaとToggl Trackの使い分けですが、Asanaでは日々のハビットを達成したかどうかの管理を行い、Toggl Trackでは1日のハビットをどれくらい実践できたかどうかをチェックするために利用しています。また、別の用途ですが、Toggl Trackは時間計測機能に優れているので、副業の労働時間管理にも活用しています。以前はスプレッドシートとSlackを連携して、副業時間を計測していたのですが、1日のうちに作業開始と中抜けが何回も繰り返される細切れの作業が続いた場合、私のGAS知識だと管理に限界があり、Toggl Trackに切り替えましたが、大正解。最初からそうしておけば良かった…と後悔しました。
業務効率化や生産性向上をしたい、日々の習慣を可視化してモチベーションを上げたいという方にも、単純にログを取るのが好きな方にも、AsanaとToggl Trackの組み合わせはおすすめです。効果的に時間管理ツールを組み合わせることは、生活や仕事において大きな成果を生んでいます。ぜひ、皆さんも試してみてくださいね。