所有から共有の時代。シェアリングサービス何使ってる?

目次

自分の持ち物すべてにSpark joyしていますか?

アメリカでは“こんまり”旋風が巻き起こり、「片付け(tidying up)」や「ときめき(spark joy)」が注目されています。Netflixの番組「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」は大げさな演出がなく人々の気持ちの変化に焦点を置いているのが好印象でたまに観ています。

アメリカの片付けは、日本と違い家屋が広いので断捨離の様子も圧巻です。トラック一台分の不用品を処分することも。
私自身も気に入った物だけを手元に置いて、必要以上に物を所有したくないタイプ。理由は「物を保管する床面積とそのコスト(家賃)」と「物を記憶し管理するコスト」がもったいないと思うから。こんまりさんの本は大方読みましたが、アメリカで流行するとは、びっくりでした。

こんまりさんのアメリカでのヒットに色々と思いを巡らせながら、「そういえば必要以上に物を持たないために自分が利用しているシェアリングサービスって何だろう」と思い、列挙してみました。

利用中のシェアリングサービス

  1. Laxus(ラクサス)
  2. minikura(ミニクラ)
  3. ドコモ・バイクシェア
  4. ドレスレンタルサービス
  5. その他:ヨガ教室のレンタルマット等

①Laxus(ラクサス)

まだ利用し始めて3ヶ月くらいですが、良いなーと思っているので、当分利用予定です。

利用している理由は、

  • 物欲も流行感度も低くなったので「いつも同じバッグを持ってる」と思われなければ良い
  • 鞄を探して買うのが面倒くさい
  • 休日用鞄ってコスパ悪い
  • ただ合皮は嫌

という理由とアプリのUIを調べたかったので、試しに利用してみたら、これがとても私にフィットしました。鞄は届いたら一ヶ月後に違う鞄に変更できるのですが、探すのが面倒なので同じ鞄を一ヶ月以上使っています(すごい面倒くさがり屋の人みたい笑)。色々なブランドを試せるので、ブランドの特色や鞄の作りも見られるので、面白いです。今使っているのはJ&M DAVIDSONのカーニバル。革が柔らかく軽くて感動!ファスナーがなく巾着なので物の出し入れが楽です。あまりに良すぎて自分で買おうかと思ったくらい。

②minikura(ミニクラ)

預けたアイテムを写真撮影し、クリーニングし、保管するだけでなく、ヤフオクに代理出品してくれたりもする便利なサービス。クリーニングパックは半年保管で約1万円ですが、クリーニング店への往復、自宅での保管、シワになることなどを考えると、とても便利です。多分5年くらいは利用しています。

③ドコモ・バイクシェア

実証実験段階から利用している自転車のシェアリングサービス。自宅が駅近なので交通の便で困ることはさほどないのですが、たまに困るのが電車だと迂回して余計時間がかかるけど、タクシーに乗るほどの距離じゃない場所に行くとき。FeliCaを登録すればピッとするだけで乗れます。対象地域も増えてくれてありがたい。

④ドレスレンタルサービス(お店はTPOで使い分け)

年齢的に結婚式にお呼ばれするピークも終わり、結婚式用のドレスを持ち続けることが無駄に感じ始め、レンタルに変更。式場や参列者の層に合わせドレスも変えたいし、色々なドレスを着てみたいという願望も満たせます。

その他

登壇にも着られるちょっと華やかな洋服のレンタルサービスが欲しい

今は登壇する機会が減ったのですが、前職のときは、大きめのイベントに登壇する際には、着る服をほぼ毎回買っていました。特に印象を左右するトップスを中心に買ってたかな。男性の登壇者が多かったので、埋没しないよう華やかに見える明るめの色や、デザインを選んでいました。ITっぽい肩肘張らなく、かつカジュアルすぎない、モードっぽいデザインのレンタルサービスがあるととても嬉しいな。普段着<ちょっと華やか<パーティー・結婚式、といったような普段着とパーティーの中間のテイストが希望です。

使わなくなったサービスもある

勉強がてら契約した普段着のシェアリングサービスはすぐに解約しました。30代向けのブランドが好みじゃなかったのと、素材が…。夏物であれば、安いブランドでも大丈夫だろうと思い契約したのですが、洗濯後のシワがひどく、アイロンをかける必要があり、逆にメンテナンスコストがかかってしまいました。やはり素材は大事!しかし、同じサービスを利用している若年層をInstagramやTwitterで追ってみたところ、学園祭やライブに参戦するためにお揃いのコーデを楽しむためにレンタルしている子が多く、「なるほどな」と思いました。要は私がメインターゲットではなかったということですね。

シェアリングサービスを利用する基準って?

バッと思いつきで列挙してみましたが、私がシェアリングサービスを利用する基準は

  • レンタルするものの単価
  • 検討に要する時間
  • 利用頻度
  • 収納面積

で、サービスの利便性だけでなく、借りる物 / こと / サービスのクオリティも同様に重要だということが分かりました。

最後にシェアリングサービスについて考えてみて気づいたのは、私からシェアできているものがほとんどないということ。私自身も何かシェアできる側になれるようになりたいなと思いました。

おまけ)シェアリングサービスは想像以上に多かった!

そもそもシェアリングサービスってどのくらい存在するのだろうと検索したら、こんなにもあるんですね。確かにクラウドソーシングや写真撮影依頼サービスも仕事で利用していたなぁ。意識せずに利用しているシェアリングサービスは多いかもしれないですね。

unsplash-logoAron Visuals

この記事を書いた人

Riliのアバター Rili プロダクトマネージャー

都内在住の30代女性・IT企業勤務。サービスを作ることが好きなリモートワーカー。「人生はグラデーション」を掲げ、自由な働き方と生きやすい社会を模索する日々を綴ります。

目次