久しぶりのアクティブトラッカー Fitbit Charge 4

アクティブトラッカーを2週間だけお試しで利用してみました。今回利用したのは「Fitbit Charge 4」。GPSも搭載されていて、Fitbitでは上位機種です。

アクティブトラッカーは2016年頃に利用していたので、実に5〜6年振りの再会。当時使用していたのは「Misfit Ray」という製品。ご存知でしょうか。私が昔Instagramに投稿したものが残っていたので貼っておきます。「懐かしい〜!」という方もいるのでは?

https://www.instagram.com/p/BNB_vdxgPg7/?utm_source=ig_web_copy_link
目次

寝食を共にしていたけど着けなくなってしまった理由とは

怠け者だけどトラッキング・記録することは大好きな私にとって最高なアクティブトラッカー。「Misfit Ray」とは、仕事中もお風呂もランニング中も、まさに寝食を共にしていました。しかし、Misfit Rayと時計とのダブル着用が煩わしくなり、ボタン電池の交換が面倒となり、そして致命的なのが皮膚が炎症を起こしてしまったので、次第に着用しなくなり、ついには壊れ、さようならを告げたわけです。

そして、ついには腕時計も卒業した私にとって手首とはアクセサリーをつける場所に落ち着きました。

なぜ、いま再びアクティブトラッカーに手を出したのか

ベッドに入っても、入らなくても、眠気とともに即入眠できる私だったのですが、なんだか寝れない、寝付きが悪い、悪夢を頻繁に見る…ということが多くなりました。そして、数年の時を経て、アクティブトラッカーを導入してみようかなと思ったわけです。また、睡眠以外にも日中の活動量の多寡や、アクティブトラッカーの進化具合・精度等を確認したいという理由もありました。でもいきなり購入するのはちょっと、、、ということで、いつもお世話になっている「Rentio」で「Fitbit Charge 4」を2週間レンタルした、というわけです。

※現時点での最新機種は、「Fitbit Charge 4」ではなく「Fitbit Charge 5」ですが、レンタル対象ではなかった(多分)ので、4をレンタルしました。

アクティブトラッカーとは?

アクティブトラッカーとは活動量計で、心拍や睡眠、運動量、歩数、酸素摂取量などの人々の日常的な身体的数値をトラッキングしてくれるガジェットです。アクティブトラッカー、フィットネストラッカー、活動量計と呼ばれています。スマートウォッチとアクティブトラッカーの違いは活動量計としての機能に特化しているかどうか、あとはスポーツの邪魔をしないリストバンド型のデザインかどうかかと思われますが、現時点でスマートウォッチとアクティブトラッカーの機能に大差は無いように感じました。

Fitbit Charge 4を使ってみて

アクティブトラッカーのメリットといえば、当然ですが自動で日々の活動量や睡眠の質をトラッキングしてくれること。メーカーや機種によって誤差は生じるものの自分ではスコア化しにくいものをスコアとして計測してくれるので、日々の安心感がありました。

またアプリのUIも分かりやすかったです。逆に数値を可視化し、今日のアクティビティを促進したり、休息を促すことが目的のアプリなので、「Google Fit」や「あすけんダイエットアプリ」など他のアプリと大きな違いもなかったように感じます。

Fitbitで驚いたこと

私はGoogle Pixelユーザーなので、OSもAndroidなわけですが、FitbitとGoogle Fitのアプリが連携できないことに、とても驚きました!「え!FitbitってGoogleが買収したよね?」と。当然連携もできるかと思いますよね。現時点だと「FitToFit」というサードパーティ製アプリで自動シンクロするしか手段はなさそうです。「FitToFit」を使い始めた当初は、「Google Fit」の歩数に「Fitbit」の歩数がカウントされて、「え!いきなり14,000歩超え?!」と戸惑ったりもしましたが、その後の連携は良かったです。

Suicaでの決済はどうなの?

Fitbit Charge 4」はSuicaでの決済に対応しています。その点にも惹かれてレンタルしたのですが、結論使っていません。

理由はSuicaの発行に1,000円かかるからです。
FitbitでSuicaを利用するには「Fitbit Pay ウォレット」にSuicaを追加する仕組みになっており、仮に気に入って、新品を購入した場合にも、新たに新規発行料の1,000円がかかるからです(恐らく)。FAQで読んで自分なりの理解なので間違っていたら、ご指摘ください)。

詳細はこちらhttps://help.fitbit.com/articles/ja/Help_article/2465.htm

私は両利きで時計は右手につけるので、利き手問題はクリアできるのですが、この発行料問題と、「そもそも外出時はスマホを携帯してるしなぁ」で今回は挑戦しませんでした。

結局買うの?買わないの?

結論としては、現時点での結論は「買わない」です。やはり時計型はファッションにも影響するし、邪魔なのが私的ネックなのです。そして、スマートリング(リング型アクティブトラッカー)の進化と、発売の噂が囁かれている「Pixel Watch」の動向も気になります。そのため、現時点ので購入は保留にしました。

スマートリングは、Oura Ringが人気ですが、先日Circularからもスマートリングが発売されるニュースがありましたね。https://jp.techcrunch.com/2022/02/05/2022-02-04-circular-takes-on-oura-with-a-259-smart-ring/

Oura Ring Generation 3のレビューではこの記事が率直で面白いです。
https://techcrunch.com/2021/12/02/oura-ring-3-review/

現時点では、腕時計型アクティブトラッカーを購入しないという結論に至りましたが、ユーザーのモチベーションのナッジするような仕組みなど、勉強になって、日々楽しめる2週間でした!

この記事を書いた人

Riliのアバター Rili プロダクトマネージャー

都内在住の30代女性・IT企業勤務。サービスを作ることが好きなリモートワーカー。「人生はグラデーション」を掲げ、自由な働き方と生きやすい社会を模索する日々を綴ります。

目次