プロダクトマネジメントどう学ぶ?プロダクトマネージャー向けUdemy講座の紹介

最近、Udemyでプロダクトマネジメントの講座を受講しています。YouTubeでもプロダクトマネージャーがアップしている動画も増えてきていますが、アメリカやヨーロッパのYouTuberが多く、内容も1日の過ごし方などどちらかというとVlog的なものが多く、業務まで踏み込んでいない内容が多い印象です。もちろん海外のGAFAMやクリエイティブエージェンシーで働いてる姿は見ているだけでも楽しいのですが、私としては最新のプロダクトマネジメントの情報がほしい!ということで、今日は実際に受講してみて満足度の高い、プロダクトマネジメントを学べるUdemyの動画をご紹介します。

Udemyで「プロダクトマネジメント」と検索するとシリコンバレーで活躍されている著名な日本人講師が提供している講座も表示されます。しかし、当時Udemy初心者だった私はその金額に躊躇してしまい、英語の以下のコースを受講することにしました。購入したコースは以下の3つ。このコースを購入したのは2020年の5月で、第1回の緊急事態宣言(2020年4月7日~5月25日)の真っ只中でした。その影響なのかわかりませんが、各コース破格の¥1,440で購入することができました。
※2022年9月時点で見てみると、値段がもとに戻っているようですね。

Udemyで受けたプロダクトマネジメント動画 3つ

私が実際に受講してみて満足度が高かったのは、以下3つの動画です。概要をまとめてみたので、気になる人はチェックしてみてください。

目次

おすすめポイント

  • プロダクトマネージャーと講師の両方の経験が豊富な二人が講師
  • コミュニティがひろがる:受講者専用のSlackコミュニティあり
  • 言語対応あり
    • 字幕対応(英語のほかにコースによっては多言語にも対応)
    • トランスクリプション機能あり
  • 資料が豊富
    • ダウンロード可能な資料(PDF)あり
    • チートシートあり(そのレクチャーの概要が分かる早見表のようなもの)
    • ポップクイズで理解度の確認が可能
  • 1レクチャーあたり10分〜30分程度なので気軽に受講できる
  • PCでもアプリからでも受講可能

ビジネスと講師、両面の経験が豊富な二人が講師

講師はEvan Kimbrell氏(写真左)とCole Mercer氏(写真右)の二人。

Evan Kimbrell は、アントレプレナーシップに関する19のコースを提供しているUdemyのトップクラスのインストラクター。63万人以上の受講生がいて、32,000以上の5つ星レビューがついています。また、過去数年間はデジタルエージェンシーを経営し、100以上のWebおよびモバイル製品を制作しています。現在は、サンフランシスコを拠点としたデジタルエージェンシー、Sprintkickを創設し、ディレクターとしても活躍しているそうです。

Cole Mercer氏は「サウンドクラウド(SoundCloud)」や「ボノボス(Bonobos)」「Mass Relevance」でシニアプロダクトマネージャーを務めた経験や、デジタル人材の育成プログラムを提供するGeneral Assembly社でプロダクトマネジメント・コースの講師を務めた経験もあります。現在は、プロダクトマネジメントと戦略のコンサルタントとしてフルタイムで活躍しているそうです。
※プロフィールはUdemyとEvan KimbrellのWebサイトから引用

豊富な資料や字幕、クイズなどで英語に不安があっても大丈夫!

英語のコースと聞くと尻込みしてしまう人もいると思うのですが、そこは大丈夫です!
再生速度も変更できるので、低速にしたり、一時停止にして分からない単語を翻訳したりするのがおすすめです。

私が受講したときに工夫した点をQ&A方式でまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

英語が苦手でも大丈夫?

資料、字幕、トランスクリプションをすべて活用しよう!
私が受講したコースではテキスト(PDFファイル)と英語字幕、トランスクリプション(会話全部が文章化されたもの)が提供されているので、英語のリスニングに自信がない方でも心配不要です。今はDeepLという心強い味方もいるので、最大限活用しましょう。IT業界特有のカタカナでそのまま日本人も使用している言葉が無理やり日本語に翻訳されて違和感を感じることもありますが、大概の内容は理解できます👌

トランスクリプションって何?

PCのUIだと右側に講師が話す文章がすべてテキスト化されたものです。全文が表示されているので、前後の文章を確認しながら受講できるので、理解を深めることができます。またトランスクリプションはオートスクロール機能もあるので、「講師がどこを説明しているのか分からない」と慌てふためくこともないので、安心です。

内容が理解できているのか不安です…

チートシートとRecap(要約)を活用しよう!
ダウンロード可能な資料(PDF)や参考サイトのURLなどの情報が豊富なので、それらを活用して自分の理解度を確認することが可能です。各コースのチートシート(早見表のようなもの)が用意されているので、必ず目を通すことをおすすめします。また各コースにRecap(要約)のコーナーも設けられているので、その回で理解度を測るのが良いと思います。

本で学習するのとどう違うの?

平均学習定着率を表す「ラーニングピラミッド」では、読書よりも視聴覚の方が学習定着率は高いと言われています。コースの中では、実際に計算をしたり、POP QUIZという小テストも用意されているので、座学で飽きることのないように構成されています。また、実際活躍されているプロダクトマネージャーのインタビュー記事までついているので、「プロダクトマネージャーになったけど、なんとなく本を見ながら手探りで業務をしている」「これで良いのかな?」と日々悶々としながら働いているプロダクトマネージャーにとっては必見です。

コース受講以外のメリットは?

コースの受講者になるとコース受講者用のSlackに参加することができます。独学となるとモチベーションの維持も大変ですが、コミュニティに参加すると世界中の受講者の声が聴けて、刺激にもモチベーションアップにも繋がります。「今はデザイナーだけどプロダクトマネージャーになるためにアドバンスドコースを受けています!」といったポジティブなコメントを見るだけで、やる気が起きてきます🔥

まとめ

Udemyには「製品管理コース」というカテゴリが存在し、たくさんの動画が上がっていて驚きました。
https://www.udemy.com/topic/product-management/

今までプロダクトマネジメントやUI/UX系について体系的に学ぶ場合は、書籍から学ぶことが多かったのですが、最近思うのはやはり動画の方が理解が早く、端的にわかりやすくまとまっているなぁと。最近はUI/UX系やテック系の情報を発信しているYouTubeチャンネルも多いのでよく見ています。

今回は主にUdemyの英語動画でどうやって学ぶか、についてフォーカスして書いたので、今後は実際の各コースについてご紹介できたらと思います。

Photo by Jo Szczepanska on Unsplash

この記事を書いた人

Riliのアバター Rili プロダクトマネージャー

都内在住の30代女性・IT企業勤務。サービスを作ることが好きなリモートワーカー。「人生はグラデーション」を掲げ、自由な働き方と生きやすい社会を模索する日々を綴ります。

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