アクティブトラッカーのメリット・デメリット

先日の「久しぶりのアクティブトラッカー Fitbit Charge 4」 の記事の続き。

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2週間だけのお試しにはなりますが、かつてMisfit Rayを使用していたユーザーが最新のアクティブトラッカー(活動量計)を使用したなかで感じたメリット・デメリットを書きます。

目次

アクティブトラッカーのメリット・デメリット

アクティブトラッカーのメリットといえば、当然ですが自動で日々の活動量や睡眠の質をトラッキングしてくれること。メーカーや機種によって誤差は生じるものの自分ではスコア化しにくいものをスコアとして計測してくれるので、日々の安心感があります。

逆にデメリットといえば、トラッキングしてくれることによって、逆に自分に甘くなること。

例えば、あなたが以下の状態だとしたら、その後どのような行動を取りますか。

  1. 「自分が想定していた歩数よりも数値が上だったら?」
  2. 「特に苦労もせず、ゾーン(体脂肪が燃焼しやすい心拍数を一定時間超過した状態)に入ってたら?」
  3. 「自分では熟睡していたつもりなのに睡眠のスコアが低かったら?」

ぜひ考えてみてください。多くの人はこう思うのではないでしょうか。


  1. 「自分が想定していた歩数よりも数値が上だったら?」
    →カロリーも消費したから、少し多めに食べてしまおう!
  2. 「特に苦労もせず、ゾーン(体脂肪が燃焼しやすい心拍数を一定時間超過した状態)に入ってたら?」
    →脂肪が燃焼しているということだから、もう少し歩いたら家に帰ろう!
  3. 「自分では熟睡していたつもりなのに睡眠のスコアが低かったら?」
    →人の感覚ではなく、機械がスコアを低く出しているということは、きっと疲れが取れていないに違いない。もっと寝よう!

私だけかもしれませんが、アクティブトラッカーを装着していて自分がカロリーを消化している事実を機械が可視化してくれると、モチベーションが上がるとは逆に、逃げ道の口実にしようとする自分がいることに気づきました。「私は頑張った!」だから今日は運動しなくても大丈夫と思いがちな自分がいました。

人間の脳みそは楽をしたい

人間の脳みそは楽をしたがるとよく言いますが、まさにそうなのかもしれないですね。

この記事を書いた人

Riliのアバター Rili プロダクトマネージャー

都内在住の30代女性・IT企業勤務。サービスを作ることが好きなリモートワーカー。「人生はグラデーション」を掲げ、自由な働き方と生きやすい社会を模索する日々を綴ります。

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